ある日、気づいたら異世界へと召喚されていた私。そこで眉目秀麗の男性に「どうかこの世界を救う手伝いをしてほしい」と言われ……なかったわ。そんな甘い場面はこれっぽっちもなかった。 あったのは突然真顔で肩に槍を刺されたこと。そして国王に『世界を救う』か『今この場で死ぬか』という究極の二択を迫られ、世界を救うことを選択したことくらいだ。 だがしかし私にこの世界を救う気持ちなどこれっぽっちもない。 突然の異世界で混乱してるし怖い思いしてる私の肩を刺したり、救うか死ぬかの選択を迫るような人間がいる世界なんて誰が救いたいと思うのか。 とりあえず生きて帰るために上手に立ち回らなくては。そして言われたことをこなしつつ元の世界へ帰る方法を探すしかない。 ***** 度々、修正します。
更新:2024/4/30
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生まれたときから私には過去の記憶があった。そして気づく。私が前世にやっていたゲームの世界へと転生したのだと。 赤ん坊の私に優しく笑う母。そして少し強面だけど私を見て笑う父はとても幸せそうで……。 私は愛情をたくさんもらって育ったの。両親はもちろん。国王陛下に王妃様、城下の人たちにお屋敷の人たち。それから殿下にも。 私は、ストーリーを知っている。だからみんながどうなるかを知っている。 ……これは私が断罪された三年後のお話。
更新:2021/6/24
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